2019年12月1日日曜日

判定日

絶望するのなんて簡単だ。
クリニックに行く前からわかってしまった。
夫がエアコンを付けっ放しでうたた寝していたらしく、明け方暑くて目が覚めた。「暑いー!」とうなる。いらついている。習慣的に体温計に手を伸ばし、電源を入れてうっかり値を見てしまった。昨日の朝の体温が、36.47と表示されていたのを。
心臓を冷たい手で掴まれたような、という表現があるが、そんな感じ。一気に目が覚めた。
やっぱりダメだったのか、と悲しみの底に落ちる。そこからは悶々と、いや、でも測り間違いということもあるし、とか体温は当てにならないし、と眠れないまま朝を迎えた。

血液検査の結果は、見事にゼロ。
これまで1.3とか、限りなく低い値のことはあったけど、0は初めて。
かすりもしないとは。
もちろん陽性じゃない以上、値が低い方がいいのはわかっている。
院長も心なしか表情が暗い。まあいつも何を考えているかわからないけど。
今回ダメだった以上、唯一の凍結卵をなるべく早く移植したいところ。
「FSHが高いと、自力で排卵しない可能性が高いので、それだと移植出来ないんです。あなたは周期が長いときは38日ぐらいになるでしょ。そういうときに当たっちゃっても無理だね。おそらく明日ぐらいにもう生理が来るだろうから、また3日目に来てください。そこの血液検査の結果で判断しましょう」。
さすがに今月また移植というのは難しいだろうし、避けた方がいいと思う。

覚悟は出来ていても、やっぱり凹むなあ。しばらく思考停止。
近くのドトールでコーヒーを飲みながら泣いた。

4年前の今日。ルーシーは大手術を終えて一ヶ月以上入院し、退院した翌日。
まだまだ歩くのも覚束ないけど近所の滑り台に初挑戦。
とは言っても上からじゃなくて下から少しだけ逆走したんだけど。
臆病で慎重な彼女は決して無茶をしなかった。

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中退

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